<p>Next.jsのマークダウンを利用したブログでのRSSの設定方法について解説します。</p>
<h2>RSSとは</h2>
<p>RSS（Really Simple Syndication）とは、ウェブサイトの更新情報を一覧で知ることができるデータ形式の一つになります。</p>
<p>これを利用してユーザーがRSSリーダーにウェブサイトのRSSフィードを登録することで、新規記事や更新記事の情報を一元的に取得で切るようになります。</p>
<p>ユーザーエンゲージメントを高め、定期的な訪問者を増やすためのツールとして大活躍します。</p>
<h2>RSSの設定方法</h2>
<p>Next.jsでRSSを作成するには、サーバーサイドで動作するAPIエンドポイントを作成してそこからRSSを提供するのが一般的な方法となっています。</p>
<p>まずは、必要なライブラリをインストールします。</p>
<h3>rssのインストール</h3>
<p>RSSフィードを生成するためにはrssという名前のパッケージを使うことができます。</p>
<p>以下のコマンドでインストールできます。</p>
<pre><code class="language-shell">yarn add rss
</code></pre>
<h3>APIを利用する設定</h3>
<p>pages/apiディレクトリ内に新しいファイルを作成します。</p>
<p>例えば、rss.tsxという名前にすることができます。</p>
<p>このファイル内でrssライブラリを使用して RSS フィードを生成します。一般的には、次のようなコードになります。</p>
<p>Next/プロジェクト名/src/pages/api/feed.txs</p>
<pre><code class="language-javascript">import { NextApiRequest, NextApiResponse } from &#x27;next&#x27;
import RSS from &#x27;rss&#x27;

const fetchYourData = async () =&gt; {
  return [
    {
      title: &#x27;記事のタイトル&#x27;,
      description: &#x27;記事のディスクリプション&#x27;,
      slug: &#x27;記事のスラグ&#x27;,
      author: &#x27;執筆者&#x27;,
      date: new Date(),
    },
    // More items...
  ]
}

const handler = async (_: NextApiRequest, res: NextApiResponse) =&gt; {
  const feed = new RSS({
    title: &#x27;あなたのブログのタイトル&#x27;,
    description: &#x27;あなたのブログの説明&#x27;,
    feed_url: &#x27;https://site.com/api/rss&#x27;,
    site_url: &#x27;https://site.com&#x27;,
    image_url: &#x27;https://site.com/icon.png&#x27;,
    managingEditor: &#x27;あなたの名前&#x27;,
    webMaster: &#x27;あなたの名前&#x27;,
    copyright: &#x27;ブログのコピーライト&#x27;,
    language: &#x27;ja&#x27;,
    pubDate: new Date().toString(),
    ttl: 60,
  })

  const data = await fetchYourData()

  data.forEach((item: { title: string; description: string; slug: string; author: string; date: Date }) =&gt; {
    feed.item({
      title: item.title,
      description: item.description,
      url: `https://site.com/${item.slug}`,
      author: item.author,
      date: item.date,
    })
  })

  res.setHeader(&#x27;Content-Type&#x27;, &#x27;application/rss+xml&#x27;)
  res.write(feed.xml())
  res.end()
}

export default handler
</code></pre>
<p>このスクリプトはデータソースから記事をフェッチしてそれをRSSフィードに追加しています。</p>
<p>fetchYourData関数はダミーデータの例であり、ここを自分のデータソースからデータを取得するように変更してください。</p>
<p>最後にRSS XMLをレスポンスとして返しています。</p>
<p>このエンドポイントはhttps://site.com/api/rssでアクセスできます。</p>
<p>RSSリーダーは上記URLからRSSフィードを取得することができます。</p>
<p>注意点としては、サイトのタイトル、説明、URL、記事データなどを正しく設定することが重要です。また、フィード生成に時間がかかる場合は、キャッシュを使用することを検討してください。</p>
<h3>ローカルで開発する場合</h3>
<p>ローカルで開発中でも RSSフィードを確認することは可能です。
Next.jsのAPIルーティングはローカル開発サーバでも動作します。</p>
<p>まず、<code>yarn dev</code>などを使用して Next.js のローカル開発サーバを起動します。
次に、ブラウザを開き、作成したAPIエンドポイントのURLを指定します。</p>
<p>例えば、APIエンドポイントをpages/api/rss.tsに作成した場合、そのURLはhttp://localhost:3000/api/rssとなります（3000 は Next.js のデフォルトのポートです。別のポートを設定した場合はそのポートを使用してください）。</p>
<p>このURLにアクセスすると、作成したRSSフィードがXML形式で表示されます。
RSSフィードをパースして人間が読みやすい形式で表示するためには、専用のRSSリーダーを使用することをおすすめします。</p>
<p>多くのブラウザは XMLを構造化して表示しますが、RSSリーダーはフィードの各エントリーに対応する情報を適切に表示します。</p>
<h3>Markdown からの設定</h3>
<p>マークダウンファイルからのデータをフィードに反映させるには、まずマークダウンファイルを解析してデータを取得する必要があります。</p>
<p><code>getArticles()</code>でマークダウンファイルのデータを取得し、それをforEachで回してそれぞれの情報をフィードに反映させています。</p>
<pre><code class="language-javascript">import { GetServerSideProps } from &quot;next&quot;;
import Rss from &quot;rss&quot;;
import { getArticles } from &quot;aaa&quot;; // 記事を全部取得する処理
import blogConfig from &quot;bbb&quot;; // ブログの情報が記載してあるファイル

export const getServerSideProps: GetServerSideProps = async (ctx) =&gt; {
  const { res } = ctx;

  res.statusCode = 200;
  res.setHeader(&quot;Content-Type&quot;, &quot;application/rss+xml;charset=utf-8&quot;);

  const url = &#x27;ブログのURL&#x27;;
  const articles = await getArticles();

  const rss = new Rss({
    title: &#x27;ブログのタイトル&#x27;,
    site_url: url,
    feed_url: `${url}/rss`,
    language: &quot;ja&quot;,
    description: &#x27;ブログの説明&#x27;,
    copyright: &#x27;ブログのコピーライト&#x27;,
  });

  articles.forEach((article) =&gt; {
    rss.item({
      title: &#x27;記事のタイトル&#x27;,
      url: &#x27;記事のURL&#x27;,
      description: &#x27;記事の説明&#x27;,
      date: new Date(article.data.date),
    });
  });

  res.end(rss.xml());

  return { props: {} };
};

export default () =&gt; {};
</code></pre>

Next.js、JavaScript、およびJqueryを使用してコピーライトの年数を自動的に更新する方法についての記事です。この記事では、Next.js・JavaScript・Jqueryで、コピーライト等の年数を自動的に更新する方法を詳しく説明しています。

Next.jsのマークダウンを用いたブログでRSSを簡単に設定する方法


Next.jsのマークダウンを利用したブログでのRSSの設定方法について解説します。

## RSSとは
RSS（Really Simple Syndication）とは、ウェブサイトの更新情報を一覧で知ることができるデータ形式の一つになります。

これを利用してユーザーがRSSリーダーにウェブサイトのRSSフィードを登録することで、新規記事や更新記事の情報を一元的に取得で切るようになります。

ユーザーエンゲージメントを高め、定期的な訪問者を増やすためのツールとして大活躍します。

## RSSの設定方法
Next.jsでRSSを作成するには、サーバーサイドで動作するAPIエンドポイントを作成してそこからRSSを提供するのが一般的な方法となっています。

まずは、必要なライブラリをインストールします。

### rssのインストール
RSSフィードを生成するためにはrssという名前のパッケージを使うことができます。

以下のコマンドでインストールできます。

```shell
yarn add rss
```

### APIを利用する設定
pages/apiディレクトリ内に新しいファイルを作成します。

例えば、rss.tsxという名前にすることができます。

このファイル内でrssライブラリを使用して RSS フィードを生成します。一般的には、次のようなコードになります。

Next/プロジェクト名/src/pages/api/feed.txs

```javascript
import { NextApiRequest, NextApiResponse } from 'next'
import RSS from 'rss'

const fetchYourData = async () => {
  return [
    {
      title: '記事のタイトル',
      description: '記事のディスクリプション',
      slug: '記事のスラグ',
      author: '執筆者',
      date: new Date(),
    },
    // More items...
  ]
}

const handler = async (_: NextApiRequest, res: NextApiResponse) => {
  const feed = new RSS({
    title: 'あなたのブログのタイトル',
    description: 'あなたのブログの説明',
    feed_url: 'https://site.com/api/rss',
    site_url: 'https://site.com',
    image_url: 'https://site.com/icon.png',
    managingEditor: 'あなたの名前',
    webMaster: 'あなたの名前',
    copyright: 'ブログのコピーライト',
    language: 'ja',
    pubDate: new Date().toString(),
    ttl: 60,
  })

  const data = await fetchYourData()

  data.forEach((item: { title: string; description: string; slug: string; author: string; date: Date }) => {
    feed.item({
      title: item.title,
      description: item.description,
      url: `https://site.com/${item.slug}`,
      author: item.author,
      date: item.date,
    })
  })

  res.setHeader('Content-Type', 'application/rss+xml')
  res.write(feed.xml())
  res.end()
}

export default handler
```

このスクリプトはデータソースから記事をフェッチしてそれをRSSフィードに追加しています。

fetchYourData関数はダミーデータの例であり、ここを自分のデータソースからデータを取得するように変更してください。

最後にRSS XMLをレスポンスとして返しています。

このエンドポイントはhttps://site.com/api/rssでアクセスできます。

RSSリーダーは上記URLからRSSフィードを取得することができます。

注意点としては、サイトのタイトル、説明、URL、記事データなどを正しく設定することが重要です。また、フィード生成に時間がかかる場合は、キャッシュを使用することを検討してください。

### ローカルで開発する場合
ローカルで開発中でも RSSフィードを確認することは可能です。
Next.jsのAPIルーティングはローカル開発サーバでも動作します。

まず、`yarn dev`などを使用して Next.js のローカル開発サーバを起動します。
次に、ブラウザを開き、作成したAPIエンドポイントのURLを指定します。

例えば、APIエンドポイントをpages/api/rss.tsに作成した場合、そのURLはhttp://localhost:3000/api/rssとなります（3000 は Next.js のデフォルトのポートです。別のポートを設定した場合はそのポートを使用してください）。

このURLにアクセスすると、作成したRSSフィードがXML形式で表示されます。
RSSフィードをパースして人間が読みやすい形式で表示するためには、専用のRSSリーダーを使用することをおすすめします。

多くのブラウザは XMLを構造化して表示しますが、RSSリーダーはフィードの各エントリーに対応する情報を適切に表示します。

### Markdown からの設定
マークダウンファイルからのデータをフィードに反映させるには、まずマークダウンファイルを解析してデータを取得する必要があります。

`getArticles()`でマークダウンファイルのデータを取得し、それをforEachで回してそれぞれの情報をフィードに反映させています。

```javascript
import { GetServerSideProps } from "next";
import Rss from "rss";
import { getArticles } from "aaa"; // 記事を全部取得する処理
import blogConfig from "bbb"; // ブログの情報が記載してあるファイル

export const getServerSideProps: GetServerSideProps = async (ctx) => {
  const { res } = ctx;

  res.statusCode = 200;
  res.setHeader("Content-Type", "application/rss+xml;charset=utf-8");

  const url = 'ブログのURL';
  const articles = await getArticles();

  const rss = new Rss({
    title: 'ブログのタイトル',
    site_url: url,
    feed_url: `${url}/rss`,
    language: "ja",
    description: 'ブログの説明',
    copyright: 'ブログのコピーライト',
  });

  articles.forEach((article) => {
    rss.item({
      title: '記事のタイトル',
      url: '記事のURL',
      description: '記事の説明',
      date: new Date(article.data.date),
    });
  });

  res.end(rss.xml());

  return { props: {} };
};

export default () => {};
```


railsでgemのchartjs-rorを利用してchart.jsでグラフを表示させるときに、jsではなくrubyでtooltipの単位を定義する方法のお話です。

railsでjsではなくrubyでtooltipの単位を設定するときの話

Railsのクラスメソッドとインスタンスメソッドについて調べた際のまとめです。それぞれの違いから使い方まで幅広くまとめています。

Railsにおけるクラスメソッドとインスタンスメソッドの違いについて

この記事では、Dockerを使用してRails7 + PostgreSQL + esbuildの環境構築の方法を解説しています。

DockerでRails7 + PostgreSQL + esbuildの環境を構築する方法

Dockerで建てたRuby on rails v7環境で「undefined method `devise' for 〜」が発生した際の解決方法の備忘録です。

Dockerで建てたrails7環境で「undefined method `devise' for 〜」が発生した話

RailsのルーティングとRESTfulルートについて解説している記事です。ユースケース等詳しくまとめています。

Ruby on RailsのルーティングとRESTfulルート

Ruby on Railsにおけるresourceとresourcesの違いについて解説している記事です。ユースケース等詳しくまとめています。

CATEGORY